頭痛について
原因がわからないままの頭痛について、ご説明いたします。
つらくて悩んでいる方はまずはこちらを読んで、自分の症状にどれかが当てはまるのか探ってみてください。
様々な頭痛
頭痛がつらく、原因がわからないまま悩んでいる日々。
病院に行って様々な検査をしても異常無し。病院では頭痛薬を処方されて終わり。
通院前と何も変わらず、つらい頭痛を抱えたまま痛みを薬でごまかしてばかりの日々にはもうんざりしてしまっている方もいらっしゃると思います。
もしかしたらあなたの頭痛の原因はこの中の一つに当てはまるかもしれません。
初めに、大きく分けて頭痛には2種類に大別されます。
1.一次性頭痛
病院で検査しても他に病気が隠れているわけではなく頭痛を繰り返すことが問題である慢性頭痛症。
大きく分けると緊張型頭痛・偏頭痛・群発頭痛という主に3種類の頭痛に分けられます。
2.二次性頭痛
くも膜下出血や脳出血などの他の病気が原因による症状として出てくる頭痛です。
急激に激しい痛みが現れることが多く。生命に関わることもあるので注意が必要です。
すぐに病院で診察を受けてください。
★現在、気になる頭痛がある場合は、まず初めにすぐにかかりつけの病院を受診しましょう。
受診した結果、特に病気は見つからなかった方は、まずは安心されたかと思います。
この方は、一次性頭痛のどれかで頭痛が発生している可能性があると考えられます。
ですが、病院では根本的な原因説明も治療もしてもらえず、頭痛薬等だけ処方されて「様子をみてください」と告げられる方が多いと思います。あなたもその一人かもしれません。
偏頭痛(片頭痛)
偏頭痛(片頭痛)は、頭の血管が拡張して起こる頭痛です。緊張型頭痛の次に多いタイプの頭痛で、比較的女性に多いです。
頭の片側や両側がズキズキガンガン痛くなって、吐き気をもよおす人もいます。
ガンガンくる頭痛が発作的に一定期間繰り返します。生理の前後に頭痛が起きてしまう方も多いと思います。
頭痛に先立つ症状として、目がチカチカしてギザギザのようなものが見えたり、閃輝暗点(センキアンテン。言葉でいうと「キラキラ」「ギラギラ」した、勝手に動く光が見えてしまい、その光が見える部分は、その光以外は見えなくなってしまう現象のことです。また、その症状はギザギザした光が広がって回転していくようにもみえ、20分~30分程度その症状が続いた後、視野の外に消えてゆきます。
多くは、その後に偏頭痛が発症すると言われています。)が出ることもあります。その後にズキズキガンガンと頭痛が響いてくることもあります。何らかの原因で悪化した視覚野がある後頭部の血流が、血管の収縮が治まり一気に血流が再開されることにより起こると 考えられています。
辛い症状が出る前に治しましょう。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭痛持ちの方の中で一番多いタイプの頭痛です。
偏頭痛の方にも起こる首や肩の筋肉が硬くなることで起こります。首の後ろから後頭部にかけて締め付けるような痛みが起こります。
特に「首こり」がひどくなると、脳に行く血流が悪くなり頭が痛くなってきます。
<原因>
天気の気圧の関係や人間関係のストレスなどで首の筋肉がパンパンになった時に発生します。これは、首の付け根に「自律神経」か走っているためです。 精神的な緊張から、首の筋肉がはってくるんです。 緊張状態を解放すれば、頭痛が和らぎます。
<治し方>
・よく寝る。
・アルコールによって気分を和らげる。
・お風呂で体を温める。
・運動によって血行をよくする。
また、空気の悪い密閉空間の中でもこの「緊張型頭痛」は起こるので、いい空気のところに逃げましょう。 首の筋肉が張ってくると、呼吸も浅くなるので深呼吸しましょう。
<注意>
最近多いのが、パソコンのやり過ぎで目がすごーく疲れている方が多いです。
目の疲れからも「緊張型頭痛」はやってくるので注意しましょう。
「緊張型頭痛」は、ほんのちょっとしたことで起こり、ほんのちょっとしたことで治ります。
群発頭痛
群発頭痛は、一ヶ月くらいの間、毎日のようにほぼ決まった時間に片方の目の奥が激しく痛むのが特徴です。
男性に多く、一年に2、3回の周期で起こります。 睡眠中、特に明け方に目の奥をえぐるような激しい痛みが襲いかかってくることが多く、1〜2時間すると自然に治ります。
痛みのある側の目が赤く充血したり・涙がポロポロと出る・瞳孔が小さくなる・鼻水が出るなどの症状を伴います。
症状が出ている期間のことを「群発期」と呼ばれています。群発期以外の期間は、頭痛が治ってしまうのが特徴です。 群発頭痛は20代〜40代の男性に多い頭痛です。
群発期には、飲酒による発症率がかなり高く、どんなにお酒が好きな方でも群発頭痛の不安がある方は飲酒を避けるほどとも言われています。