さとう式リブログ「人間の身体は筒である」

ずっとずっと言い続けていることですが

人間や魚など生物に中心軸なんてないのですね

魚の背骨は 左右に筋肉を動かすためにあるのであって

身体を縦に支えるためにあるわけではありません

骨とは筋肉を動かすためのものなのです。

筒には中心とか重心はなく

また アーチは構造的に抵抗形態を増すためにあります

筒構造は 筒を縦側に圧縮するときに 大きな抵抗形態となり

人間は中心を意識したとたん 筋肉を過緊張させます。

背中側の伸筋が働いてしまうのです

足裏のアーチはとてもとても良くできています。

立っているときは かかとの荷重が足全体に分散するようにできているし

歩くときは かかとから 母趾に荷重がうつる ようするに前に倒れるのを

指のアーチで荷重を分散させながら 抵抗形態になっているのです。

筋肉は 顎から生えている そして顎を中心に筒をつくっている

顎の横隔している膜 いわば横隔膜 である 舌顎骨筋は 

口腔底であり 口腔は骨に囲まれた コップである

このコップこそが その人の器なのです

口腔底が傾けば 器は傾き 荷重に耐えられなくなり潰れてしまう。

そして 身体の 横隔膜の上にも 胸郭という 骨で囲まれた コップがあります

これも その人の器なのです。 心の器ですね

みなこの大きな器をどうにかしようとおもっているのですが

口の器と 胸の器は 相似形であり  口の器を整えないと 胸の器は整わないのです

筒を整える 空気のはいった あやふやな 口と胸 言葉と心

それらの 側 をととのえていく 筒をととのえていくと

口も 胸も 言葉も 心も 整っていくのです。

人間の身体は蛇腹なんですね ただ 筒の片側が 骨で固定されてしまっていて

可動域が少ない 骨は掃除機でいえば電源コードのようなもの

それで立ったりするものではないのです。

筒で立つのが基本であり また 横隔の底面を揃えるのが基本です。

底が傾いていたら 安定しないですよね 底全体を整えていく

足裏  骨盤及び骨盤底筋  横隔膜  顎舌骨筋  頭蓋底 です。

私たちは 筒でできている 縦の背骨を意識するより

それを しきっている 横隔を 意識したほうが ずっと安定するのです

筒は蛇のように筒の形状を保ったまま 自由に形を変えることができます。

大切なのは 筒を潰さないことです。

筒を広げることです(当然生理的な範囲でね!)

時々 筒をひろげると 

「肺気腫などでは 筒が広がり樽上になるので 広げればよいってもんじゃない」 

とか バカなことを言う人がいますが

強度が最大限に出せる構造的な状態に 広げるって意味です。

無理やり広げるのを ストレッチっていうのです。

さとう式は 揉まない 押さない 引っ張らない というのが基本です

外力をかけて 筒を広げるなんてことは ナンセンスです。

否定的な人って何を言っても 無駄ですけどね

こういった例をあげて 説明して それが 破綻しても 絶対に

自分たちの主張を改めることはありません

さとう式なんて いつも改めてばかりでみなさんにご迷惑をかけています。(笑)

中心軸 重心をつくらない 荷重を分散させる 外側に集める

筒を意識する 内側を意識する 

その内側とは筒の内側であって 芯とか軸と言われるものではない

筒を意識しただけで 人間の身体は 圧倒的な 力を出すことができるのです

大阪市 首こり頭痛専門整体

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