首こりの原因の筋肉、緊張とストレス
首のこりはただのこりではありません。首こりを放置すれば、体中の滞りの原因になります。
首のこりを意識して、首の周辺のリンパマッサージを毎日のセルフケアとして行えば、体の滞りもなくなり、ダイエットの成功にもつながります。
1.首こりの原因はなんですか?
インターネットやスマホの普及によって、目と脳を酷使する時間が増えたため、首のこりを訴える方が増えているように思います。
首こりは肩こりとは違います。今や子供でも、首こりを抱えているケースが少なくありません。 首こりの原因の一つには、首こりと肩こりに関わる2つの筋肉に、疲労物質がたまり、硬く縮んでしまうことにあります。
2.肩から背中を覆う大きな僧帽筋
首の後ろから肩、そして背中の表面の広い範囲をおおう大きな筋肉は「僧帽筋(そうぼうきん)」と言います。僧帽筋はそのかたちが、カプチン修道会士の頭巾のような形をしているので、このような名前がつきました。
私たちが日常生活の中で行う動作は、パソコン、家事、育児、等ほとんどが身体の前面で行う動作です。
こういった動作を長時間に渡って続けていると、その動作を維持している僧帽筋が緊張しやすくなります。さらに放っておくと、こりがどんどんと強くなっていきます。
僧帽筋がこると、首の付け根や肩がはり、首こりの原因につながります。さらにこりがひどくなると、肩甲骨の下縁あたりまで、痛みを感じるようになるので、早めのケアが重要です。
3.首を支える大切な胸鎖乳突筋
もうひとつは、耳の後面あたりから、首の側面を通り、鎖骨へとつながる「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。頭を動かす時に使う筋肉で、自律神経やメンタル面とも深くかかわっている筋肉です。
首の側面にこりを感じる方は、この筋肉がこっている場合が多いです。
また胸鎖乳突筋が首こりの原因になっている場合は、その元となる原因に悩み事や、心労など、精神的な疲労がたまっている可能性があります。
また、胸鎖乳突筋は呼吸を補助する作用もあるため、風邪や花粉症などで呼吸器系に負担がかかると、そのことも胸鎖乳突筋がこる原因となります。
元々喘息などで呼吸器系の疾患をお持ちの方は、より頑固なこりになっていることが多いので十分な注意が必要です。
4.首こりは、精神的な疲れが原因の場合も!
首こりというと、以前は首の後ろ側がこっている人が多かったのですが、近年はこの「首の側面がこる」という首こりが急増しています。 「首こり」は、メンタルな疲れが原因の場合も!
首の側面のこりは、プロでもほぐすのが難しく、一時的なリンパマッサージをした程度では、首こり解消までには至らない場合もあります。
精神的な疲れが、側面の首こりの原因になるとともに、首のこりが生じることで「眠れない」「集中力がなくなった」など新たなメンタルの疲れを引き起こし、負のスパイラルに陥ってしまう場合もあります。
慢性的なこりだからと諦めずに、毎日、少しずつケアをすることで、大事に至らずにすみます。しっかりとケアしてくださいね。
ただし、首こりはセルフケアではなかなか解消できないのも事実です。一人で悩まずにご相談ください。
大阪市 首こり頭痛専門整体
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